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妙高高原らしい雪景色の朝になりました。そして、春の足音も聴こえはじめました。

2021年02月9日

２月９日の朝、二晩連続の大雪で、眩しいほどの真っ白な雪がたっぷりと積もりました。積雪も３ｍ近くになり、道路の両側の「雪の壁」も一段と高くなりました。昨シーズンは記録的な暖冬・少雪で、とても違和感のある冬景色が描かれましたが、今冬は「これぞ妙高の冬、最高ッ！」と惚れなおすほど、美しい雪景色が描かれました。

音楽堂夢のピアノの“神奈”の大屋根にも美しい妙高の景色がくっきりと映りました。みなさまだったら、この景色にどんな音色を重ねて、ピアノを奏でてみたいですか？　普段の暮らしのなかではちょっと体験できない、とても素直な気持ちでのんびりとすごせる不思議な空間です！

すでに立春をすぎたので、これからは少しずつ太陽の輝きが眩しくなってきて気温も上がり、雪解けがはじまります。３月上旬ごろまではまだまだ雪が降り積もりますが、この積雪量が今シーズンのピークになるかもしれません。

眼前に広がる真っ白な雪面は、コンサートホールの舞台の緞帳のような感じがします。まだまだ深～い雪の下では、春の息吹きに向けて草花などの命が着々と準備を進めています。約２か月後、この緞帳があがったときに、どんな舞台が開演するかを想像するだけで、なんだかとてもワクワクしてきます！

昨年末からずっと雪が中心で、除雪が最優先！の日々が続いていました。今朝は、ひさしぶりに広がる青空や真っ白な雪面に映る木々の影の色合いの変化に、春の足音のクレッシェンドを感じました。そんな心が躍りだしそうなしあわせな気分で、心待ちにしていた春を、そして、みなさまをお迎えする準備を楽しんでいます。