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木の“命”をいただく。ありがとう!

木造建築で、しかも“景色と音色”を楽しみに内装をすべて自然の木で仕上げていただいた音楽堂夢では、たくさんの木を使用しました。工事中、大工さんが材料の木を眺めながら「木はこんなカタチになってもいまでも生きているんだよ。呼吸をしているんだよ」と教えてくれました。とても印象的で思い出の一つになりました。「生きている」ということは、命や心も宿っているということ。木でつくられているピアノも生きていて、命や心が宿っている。この建物とピアノを心をこめていつまでも大切にしよう!と思いました。

大工さんが材料を一枚ずつノコギリで切って張り合わせた床や壁、天井の工事では、多量の残材が発生しました。普通は廃棄処分されるようですが「薪ストーブで燃やしてあげよう」と一部を分けていただきました。2回目の冬となる今季も毎日大活躍中です。この分だと春まではもちそうです。音楽堂夢の周りの森の中でいまも生長している木、建物やピアノに生まれかわって生き続ける木、薪ストーブの中で熱や光や音になって最後の瞬間まで働いて消えていく木。木にもそれぞれの運命があるようです。ちなみに薪ストーブには、他の暖房器具では感じられない「あたたかさ」があります。薪ストーブでゆっくりと沸かしたお湯で淹れたコーヒーはなんとなく美味しく感じられて、わたしは大好きです。さあ、お湯が沸きました。木の命に感謝しながら丁寧にコーヒーを淹れましょう!

今季最強の寒波が去って、新雪で真っ白な大地のうえに真っ青な空が広がりました。少しずつ春の色に近づいています(音楽堂夢のウッドデッキからの雪景色)。