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2019年11月9日

１１月４日、妙高山に初冠雪。昨年より１８日遅れで妙高山の四季が秋から冬へと移りつつあります。これから少しずつ白い絵の具の量が増えて、天と地を真っ白の世界に染めていきます。

１１月９日、夜明け前は満天の星がキラキラと輝いていましたが、日が昇ると初冠雪で白くなりはじめた妙高山がくっきりと現われました。真ん中の一番高い山が日本百名山の妙高山（2454m）です。右下の山が外輪山の一つでもある神奈山（1909m）で、音楽堂夢のピアノの名前「神奈」の由来の山です。

今冬一番の冷え込みに、朝の太陽が雲海と足湯（赤倉温泉：熊のねころび湯）の湯気を照らして、すばらしい景色が広がっていました。

音楽堂夢周辺の紅葉は最終楽章。風雪に耐えた大きな木のてっぺんから舞い落ちてくる葉っぱの滞空時間に驚かされます。上手にできた紙飛行機のようにゆっくりと風に舞いながら降りてきます。

もう少しすると、心の色まで白く染まる雪景色を眺めながらピアノを奏でることができる季節を迎えます。ピアノの鍵を開けて非日常で極上のひとときを思う存分にお楽しみください！