星にねがいをかければ きっとだれだって 心からつよく思えば ねがいはかならずかなう
だからけっして 夢をあきらめないで 星にねがいをかければ きみの夢はかなえられる
運命の女神は微笑みかける 胸にひめた恋のねがいも かなえてくれる
青空をきりさく稲妻のように 運命はおもいかけなく現れ 星にねがいをかければ かなわぬ夢などないのです
★「星に願いを」(When You Wish Upon A Star)より★
憧れのウォルト・ディズニーさん(1901~1966)がすばらしい仲間たちとつくった映画「ピノキオ」の中で心地よく奏でられる「星に願いを」が、なんとなく昔から大好きです。
6年前の2018年の夏、9月3日のヤマハの掛川工場(静岡県掛川市)でのピアノ選定日が、日に日に近づく毎日を「間にあうのかなぁ…」と思いながら、一音ずつ何度もなんども繰り返しながらカラダで覚えていました。ピアノが弾けない私がヤマハの工場でグランドピアノの選定を行うというめちゃくちゃな夢に、ヤマハの大人のピアノ教室の先生は「いいんじゃない!」と応援してくださいました。ヘ音記号が読めない私を一音ずつ、一歩ずつ、ゆっくりと丁寧に、やさしく教えてくださいました。そして、なんとテンポを二分の一に遅くして、ようやく弾けるようになりました。
とはいえ、とても無謀な選定計画をとても心配してくださったヤマハの特約店の担当者が、ピアノが上手な若い調律師さんを同行させてくださいました。そして、このステキで大好きなヤマハのグランドピアノ「神奈」(YAMAHA S6X)にめぐり逢うことができました♪ いまでも心温まるステキな思い出です。とてもとてもすばらしい経験、人生の大切な一日、夢が叶うひとときでした。
梅雨が明けて、夏がやってきました! 30℃を超えるちょっと汗ばむ気温と高原に響くセミの鳴き声に、いつもの夏を感じています。とはいえ、標高2400m超の妙高山では、もうすぐ山のてっぺんから秋の景色が描かれはじめます。海抜634mの音楽堂夢の周辺でも8月に入ると、ススキの穂が出はじめ、夜は秋の虫の音色が響きはじめて、秋の気配が感じられるようになります。妙高高原の夏は、あっという間に駆け抜けていきます。
音楽堂夢の窓を開けて、ピアノの鍵盤蓋と屋根を開いて、妙高高原の景色と音色に溶け込んで一つになって、大好きな音楽とピアノをのんびりたっぷりお楽しみください! 妙高高原のさわやかな涼風を肌で感じながら、木の葉のそよぎやセミの大合唱など、森の音楽隊たちの音色とのアンサンブルがとても楽しい夏のひとときです。皆さまが大切に守りながら育ててきたステキな夢が叶い、すばらしい人生のひとときになれば、とても幸いです。とてもうれしいです♪