2019年11月19日
2019年11月18日、「音たちのふるさと。妙高の音楽堂夢」はおかげさまで1周年を迎えました。開業の準備期間も含めると一昨年の9月頃からの2年余り、多くの皆さまのご協力やご支援、ご助言などをいただいて、2年目を迎えることができました。心より感謝申し上げます。わたし自身も「初心者マーク」であったため一つひとつが手探りの運営でしたが、ご利用されたゲストの皆さま一人ひとりのピアノを満喫された満面の笑顔がとても印象的でした。また、それらが励みや希望にもなって、本日を迎えることができました。ほんとうにありがとうございました。
“Smile Piano 500”へ支援募金をおくりました 音楽堂夢では、妙高山と創るハピネスをわかちあう活動の第一歩として、西村由紀江さんがピアノとピアノの音を東日本大震災の被災地に届けるプロジェクトとして活動されている“Smile Piano 500”に、利用料金の中からお一人100円ずつを募金しています。この一年間で「ピアノの募金箱」に貯まった100円玉(個人からの募金も含めて総額5,200円)を本日、送金いたしました。引き続き、皆さまといっしょにこの活動を応援していきます。
1周年記念のプレゼントは“調律” 音楽堂夢では、思いっきりピアノを楽しみたい!というゲストの皆さまに気持ちよくピアノを弾いていだだけるように、定期的(年3回)にピアノの調律を行いながら、じっくりと音と響きを育てています。ちょうど1周年となる本日も、調律師の小林忠義さん(二葉楽器:上越市)がスケジュールを合わせてくださり、ピアノの「神奈」への1周年記念として大喜びの調律をプレゼントしてくださいました。「調律後の“神奈”は湯あがり美人!」って表現したくなるほど気持ちよさそうな音がドーム空間いっぱいに響いています。調律のあとに調律師歴33年の小林さんは「調律のときはいつでもその時の持てる技術で全力投球をしているつもりです。普通の部屋だとピアノの音は前から聴こえるのですが、ここは音に包まれるように聴こえます。弾いていて気持ちいい音と心地いいタッチなので、一度弾いた方はたぶんもう一度来て弾きたくなるんじゃないですか」といつものあたたかい笑顔でやさしく語ってくださいました。音楽堂夢の響(教)育方針は、「清く、正しく、美しく」です。「おふくろの味」のような音になってほしい!という願いを込めて見守っています。
すっかり初冬の景色になりました 11月も半ばを過ぎて、美しい紅葉でわたしたちを楽しませてくれた木々の葉っぱもほとんどが落葉して初冬の景色になりました。妙高山のてっぺん付近はすでに雪で白くなっているので、これから日を追うごとに麓の方に下りてきて、あたり一面が真っ白な世界になります。